パーキンソン病利用者に対する介入場面でのチェックポイント(訪問看護・リハビリ)

3月18日に「パーキンソン病利用者に対する介入場面でのチェックポイント」というテーマで第2回社内研修を実施しました!

前回もパーキンソン病に対するテーマで行い、そこで出た「もっと臨床寄りの内容が知りたい」という声から、今回はADLに沿った形でチェックポイントをテーマに講習会を実施しました。


パーキンソン病利用者は姿勢障害がおきやすく、食事やトイレ場面での姿勢の崩れが目立ちます。その為、車椅子のシーティングやトイレ内環境を整えてリスク管理を行うことが重要です。
また症状の日内変動や薬効は様々である為、ADLを評価する際には一人一人の生活リズムやスケジュールの把握をする必要があります。

パーキンソン病はとても複雑な症状・病態なため、他者、からの理解が得られにくく、対人関係に支障をきたす場合もあります。

この病態の理解を深めて、本人やご家族の訴えに対して説明することで不安なく在宅生活が過ごせていき、介護負担軽減にも繋がってきます。


このようにとても症状が様々であり、困っている方が多いと思います。そのような方々に対して寄り添いながら、訪問看護を実施し私たちが微力ながら貢献できればと思います。