「身元保証人」について講座を開きました。
こんにちは。あうるシニアライフサポートです。
2025年1月22日、港南台地域ケアプラザにて「身元保証人についての講座」を開催いたしました。当日は、身元保証人の役割や重要性についての講義を行い、合計30名の参加者がありました。
あうるグループならではの、座りながら出来る体操も交えました。
講座の後半にはグループワークを実施し、参加者同士の意見交換や情報共有が行われました。このセッションを通じて、参加者の皆様の関心が非常に高いことが伺えました。多くの方々が活発に意見を述べ、質問や意見を交わし合い、有意義な時間を過ごすことができました。
今回の講座を通じて、身元保証人の重要性についての理解が深まり、地域コミュニティの結束を強化する一助となったことを確信しております。今後も引き続き、このような重要なテーマに対する講座を企画・開催してまいります。










そもそも身元保証人とは?
就職(入社)の雇用契約時や、病院・介護施設の入居時などに本人の身元を保証するのが身元保証人です。一定の責任も担うという特徴があります。
身元保証人が負う責任の例として、会社が損害を被った際の補償や、医療・介護施設への費用の支払いが滞った場合は本人に代わって支払わなければなりません。
そのため、通常は家族・親族などに依頼するケースが多いです。依頼する人が周りにいない場合は専門業者に相談する必要があります。
身元保証人の責任の範囲
「期間」
身元保証人の責任範囲は広いため、責任を負う期間があらかじめ設定されています。
特に期間を設けなければ3年、設けた場合は5年が上限です。5年以上の期間を定めても5年までです。5年以上は契約を更新する必要があり、更新を行う場合も5年が限度です。
「解除権」(身元保証人を辞める権利)
•身元保証人は比較的簡単に解除が可能です。解除要件には以下の2つがあります。
➀本人が損害を与える恐れがある場合(例:犯罪行為)
②本人の契約内容が変更になった場合(例:遠方への転居)
介護施設入居の際、身元保証人が必要となる理由
介護施設が身元保証人を求める理由は、入所者に万が一のことが起こった際に対応をしてもらいたいからです。
例えば、
・体調悪化や事故による怪我などの場合の緊急連絡先
・施設退所時の身柄の引受け
・入所者が施設利用料を支払えない場合の肩代わり
・認知症で意思疎通が図れない入所者の場合であれば、手術の同意などを求められることもある
・入所者の死亡時の遺体の引取り など、様々です。
事例
神奈川県T様(80代男性)
マンションで一人暮らしをしていましたが、耳が遠くなったり、歩くことに少しずつ不自由を感じるようになったりしていました。食材の買い出しを面倒に思うことも増え、満足な食事をとることも難しい状況に。近い将来に介護付き有料老人ホームへの入居も視野に入れなければと思っていました。
知人より聞いた「あうるシニアライフサポート」に相談し、施設紹介をしていただく中で身元保証人の必要性を知りましたので、あわせて身元保証代行サービスの提案もしていただきました。数ある身元保証代行サービスの中から、信頼のできる、私の希望に合ったプランを選ぶサポートをしていただきました。施設見学への同行や入居に関する手続きも安心してお任せできたので、施設入居への抵抗感が小さくなり、 スムーズに入居することができました。また施設入居が現実的になるまでは身元保証以外にも様々な手続き関係や死後事務を任せることが可能なことが依頼の決め手となりました。
イベント参加者さまのお声
とても参考になり、いろいろ考えて行動したいと思います。
分かりやすいレジメで、大きな文字で大変よかった。
今回のテーマはとてもよかった。話も聞き取りやすく、相談もしやすいと思いました。ありがとうございました。
身元保証サービスが存在するということを知ることができました。
身元保証人の話は私には難しかった。
あうるのイベント、講座のご提案
新しい知識やスキルを学び、充実した毎日を送りませんか?あうるグループ地域支援室、あうるシニアライフサポートでは、高齢者の皆さん、ケアマネさん向けにぴったりの楽しく役立つイベントや講座を多数ご用意しています!
是非お問い合わせ下さい!



