他人の行動を変える方法

平成30年5月25日に社内勉強会を行いました。

テーマは『健康行動理論』です。

訪問看護・リハビリでは利用者様の目標を設定し、訪問の計画を立てていきます。

日々の訪問では、その場での処置・治療もありますが、目標に向けて生活を改善していく必要があることが多いです。

本日の内容は、利用者様が目標へ向かって行動を変えていくための理論とスキルの話です。

他人の行動に変化を起こす

他人の行動に変化を起こす事は容易ではありません。

特に『過去』と『相手の性格や人格』は変えることは不可能です。

行動に変化を起こすには、本人がやらなければいけないと自覚しなければなりません。

「このままではいけない」というきっかけがまずあり、行動のプラス面がマイナス面よりも上回ると行動に繋がります。

行動するには『自己効力感』(≒自信)が必要

自己効力感の情報源としては
・過去の成功体験
・人がうまくやるのを見てやれそうだと思う
・信頼できる人から「あなたならできる」と言われる
などがあります。

行動変化のステージモデル

行動変化のステージモデルでは、人が行動を変えるには「 無関心期」⇒「関心期」⇒「準備期」⇒「行動期」⇒「維持期」のステージを通ると考えます。

無関心期:6ヶ月以内に行動を変える気がない
関心期: 6ヶ月以内に行動を変える気がある
準備期: 1ヶ月以内に行動を変える気がある
行動期: 行動を変えて6ヶ月未満
維持期: 行動を変えて6ヶ月以上

ステージが進むには、その人がどのステージにいるかを把握して、ステージにあった働きかけをすることが重要です。

例えば、関心期では強い説教は逆効果で反発を招きます。この時期はオープンクエスチョンを使うと自発的な行動に結びつきやすいです。

準備期では達成可能な行動計画を立てる時期になります。

行動期では褒美やセルフモニタリングが効果的です。

まとめ

普段の訪問看護・リハビリでも経験上行っている利用者様の行動変容へ向けたアプローチも、こうして時期によって使い分けるとより効果的なことがわかります。

本日の講義は訪問でも、社内でもプライベートでも活かせるためになる内容でした。