夜トイレに行きたくて起きてしまう場合の対処法

「夜間トイレに行きたくて何度も起きてしまう」

そんな悩みを持っている方は多くいると思います。

年齢を重ねるとよりそういう傾向が強くなってきます。

こういった症状の夜間頻尿について、対処方法の一つをご紹介します。

夜間頻尿とは

夜間何回排尿すると夜間頻尿と言うのでしょうか?

正解は・・・1回です

国際禁制学会では「夜間に睡眠を中断するような排尿が1回あれば夜間頻尿」と定義されています。

中高年では男女問わず70%が夜間1回の排尿を認め

70歳以上になると60~80%に2回以上認められるといわれています。

夜間頻尿の原因

①多尿
②膀胱容量の減少
③睡眠障害 ⇒トイレに行っても出ない事が多い

①多尿
水分の取りすぎだけでなく、糖尿病などの内分泌疾患や高血圧、うっ血性心不全、腎機能障害など、高齢の方に多い疾患で起きやすくなる。

②膀胱容量の減少
容量の減少は加齢に伴う器質的変化によって、膀胱の伸縮性の低下が起き、尿を溜めておける容量が低下します。

つまり、作られる量が多いのに、溜めておくことができないため、夜間でもトイレに行きたくなるのです。

浮腫と夜間頻尿の関係性

浮腫は「皮下組織に溜まっていた水分が血管に戻る」ことで改善されます。

下肢の浮腫は臥床することで、重力に負けていた静脈還流が戻り、皮下組織に溜まっていた水分が血管内に戻ることで改善されます。

1日かけて下肢に溜まった水分は、夜間臥床することで血液中に急に戻ってきます。

これにより血管内の血液量は増加し、不要分は尿が生成されます。

浮腫によって皮下組織に溜まっていた水分量は、飛行機に2時間乗っていた場合に両足で230ml分溜まったという報告もあります。

1回の尿量は正常の場合150~200mlと言われています。

つまり、2時間座ってい分は1回の尿量に相当する計算になります。

浮腫が夜間に血管内に戻ることで1回分多く排尿が必要になってくる可能性があります。

対策

①就寝前に必ずトイレに行く

寝る前に膀胱を空にすることで、膀胱がいっぱいになるまでの時間を稼ぐことができます。

②浮腫の軽減を行う

寝る前4~5時間前に30~60分間臥床し、下肢を挙上する(浮腫が血管内に戻り4~5時間で尿が生成される為、寝る前に尿として排泄できる)

③泌尿器科を受診する

頻尿の原因を調べてもらうことは一度してもらったほうが良いでしょう