ALS-訪問リハビリ専門職として関わるときー

平成30年7月10日に外部研修に参加してきました

テーマは『ALSー訪問リハビリ専門職として関わるときー』です

第31回リハビリテーション交流会に弊社の職員2名が参加してきました。

ALSに関して、医師の講演で告知や対応について学びました。また、グループディスカッションでは模擬事例を通して、それぞれの職種の立場から意見交換をしました。

<講演>
タイトル:「ALSの臨床~診断・告知・最近の話題~」
講師:横浜市立脳卒中・神経脊椎センター 神経内科 工藤洋裕 医師
内容:ALSの原因や症候、初期症状、診断の基準や鑑別疾患、ALSに合併する認知障害や言語機能障害
告知に関する調査結果、ALSのケア、対症療法(経管栄養、呼吸補助、コミュニケーション補助、緩和療法)

<グループディスカッション>
模擬事例を通して、病院職員や外部参加者を交えて、それぞれの業種や職種の立場から意見を交換する。

医師の告知について聞き、本人・家族が意思決定ができるように、情報提供や話し合いの場を作る重要性を感じました。

訪問看護のスタッフも、本人・家族が後悔しないように状況の変化と共に出てくる悩みや希望を汲み取る立場である必要性を感じました。

当ステーションでもALSの方は何人かサービス提供させていただいています。

先を見据えた看護・リハビリテーションの提供や状況に合わせた相談役という立場としての役割も重要だと改めて感じる事ができました。